記憶に残っている分…

 

 

ヴァランダーシリーズも完結。最後はちゃんとヴァランダーが主役でした。冷戦時代の話もなんとなく久しぶりな感じだったけど、今後のそういうスパイ小説ってどういう感じになるんだろうなぁ… ITどうこうを面白く書こうとするとなんか天才ハッカー対決とかのネタもの風味になりそうだし、泥臭くやっているのも時代遅れな感じがするし…いや、リアルでも実は案外泥臭くやってるんじゃないかな、とは思っています。

 

 

これすごいいい話ですっきりとした読後感なんだけど、こういうエンディングってなにエンドって言うんだろう…ハッピーエンドじゃない。メリバ?すごく不思議な読み心地の本だった。でも本当に嫌な気分にならないので素直にお勧め。そういえばビル・ゲイツがお勧めしてたからこれ読んだんだった…さすがビル。

そして一時期の冒険小説ってもしかしてメリバブームだったのか?とか思ってしまう。滅びの美学ってやつはメリバなのか…?

 

アサドよく署長刺さなかったなと思った。

 

すごい勢いで話の方向かえたなという巻、事情があるんだろうけどそれにしても君らはある意味自業自得だけどエースの怪我した友達可哀想すぎるだろ!って思った…

 

いやわかるよ、どう考えても千早の支えとして実際貢献してくれたのもそっちだよ、だけどこれじゃ友情彼女総取りやろ!いや実際いい奴だから別にいいのか?なんか彼女は取られたけど3人はずっ友だよみたいな話の直後に普通に結ばれて納得なんだけど感情の行き場がなかった。